シンスプリントとは?中高生のすねの痛み・疲労骨折との違いと対処法

2026年10月26日

すねの痛みに悩む少年

こんにちは!

体力テストで得意な種目は反復横跳びの増山です

秋も深まり、だいぶ体を動かしやすい気候になってきましたね。

夏は暑すぎて、なかなか運動ができなかった方も、
「そろそろ少し走ったりしてみようかな」と思える時期ではないでしょうか。

部活をしている中学生や高校生も、この時期になると走り込みの量が増えることがあります。

 

走ったり、ジャンプしたりするスポーツでは、すねの内側に痛みが出ることがあります。

今回は、中学生や高校生の部活生にも多い、すねの痛み「シンスプリント」についてご紹介します。

シンスプリントとは?

シンスプリントは、主にすねの内側に痛みが出るけがです。

医学的には「内側脛骨ストレス症候群(MTSS)」と呼ばれます。

ジョギングやランニングだけでなく、次のようなスポーツでも起こることがあります。

  • バスケットボール

  • サッカー

  • 陸上競技

  • ダンス・チアリーディング

走る、跳ぶ、着地するといった動作を繰り返すことで、すねの筋肉や骨に負担がかかり、痛みが生じると考えられています。

シンスプリントの主な症状

シンスプリントでは、次のような症状がみられることがあります。

  • 走ったりジャンプしたりすると、すねの内側が痛む

  • すねの内側を押すと痛みがある

  • 運動を始めたときや運動後に痛みが出る

  • 休むと痛みが落ち着くものの、運動を再開すると再び痛む

痛みを我慢して練習を続けるのは要注意!

シンスプリントで気をつけたいのは、痛みがあっても運動を続けられてしまうことがある点です。

練習を始めたときはすねが痛くても、体が温まったり、練習に集中したりすると、痛みが気にならなくなることがあります。

また、練習が終わって休憩すると痛みが落ち着く場合もあります。

そのため、「まだ動けるから大丈夫」「少し休めば治るだろう」と考えて、痛みを我慢しながら練習を続けてしまうことがあります。

しかし、運動中に痛みが和らいだからといって、すねへの負担がなくなったわけではありません。

さらに注意したいのが「すねの疲労骨折」です。

疲労骨折は、繰り返し骨に負担がかかることで起こります。

シンスプリントと疲労骨折は症状が似ていることもあり、本人が気づかないうちに疲労骨折を起こしていた、というケースもあります。

シンスプリントが必ず疲労骨折に進むわけではありませんが、「まだ動けるから大丈夫」「少し休めば痛みが引くから大丈夫」と自己判断するのは危険です。

普段の歩行や階段の上り下りでも痛い、痛みが前より悪化しているといった場合は、疲労骨折などの可能性も考え、早めに整形外科を受診しましょう。

シンスプリントになったらどうすればいい?

まずは無理をせず、しっかりと休養をとることが大切です。

可能であれば、走る、ジャンプするなど、痛みが出る運動はいったん控えましょう。

痛みがある状態で練習を続けると、症状が長引く可能性があります。痛みの状態に合わせて運動量を減らし、すねへの負担を軽くすることが大切です。

休んでも痛みが改善しない、運動を再開するとすぐに痛む、痛みが強くなっている場合は、原因をしっかり確認しましょう。

特に、普段の歩行時にも痛む場合や、安静にしていても痛みがある場合は、疲労骨折など、シンスプリント以外の問題が隠れている可能性があります。

こうした場合は、早めに医療機関で検査をおこなうことをおすすめします。

 

また、痛みが軽くなったからといって、すぐに以前と同じ練習量に戻すのは避けましょう。

運動を再開するときは、痛みが出ないことを確認しながら、練習量や強度を少しずつ増やしていくことが大切です。

痛みを我慢して練習を続けると、復帰が遠のくことも!

痛みを我慢して練習を続けた結果、症状が悪化し、かえって長い期間、練習を休まなければならなくなることもあります。

さらに、痛みのある足をかばって運動を続ける事で、腰や股関節など、別の場所に負担がかかり、新たなけがにつながる可能性もあります。

早く練習に復帰するためにも、痛みを我慢せず、早めに対処することが大切です。

「まだ動けるから大丈夫」と自己判断せず、体からのサインを見逃さないようにしましょう。

シンスプリントに注意するべきタイミング

スポーツによるけがや痛みは、悪化させないように早めに対応することが大切です。

痛みが軽いうちに負担を減らすことで、症状の悪化を防ぎ、スムーズな競技復帰につながる場合があります。

特に、次のようなタイミングでは、体にかかる負担が変化しやすいため注意しましょう。

  • 部活動を始めたばかりで、まだ運動に慣れていない

  • 新年度や大会前などで、練習量が急に増えた

  • アスファルトなどの硬い地面で走る機会が増えた

  • 身長が急に伸び、体格が変化している

  • 新しい靴に変えた

  • 足首の捻挫など、けがから復帰したばかり

  • 以前にもシンスプリントなど、運動による痛みを経験している

こうした変化があったときは、練習量や体の状態に気を配りましょう。

 

大切なのは、練習量が増えたときや体の状態が変わったときに、痛みを見逃さないことです。

すねに違和感や痛みが出た場合は、無理をして練習を続けず、早めに対処しましょう。

まとめ

シンスプリントは、走る・跳ぶといった動作を繰り返すスポーツで起こりやすい、すねの痛みです。

練習量が急に増えたときなどに起こることがありますが、すねの痛みがすべてシンスプリントとは限りません。疲労骨折など、別の原因が隠れている可能性もあります。

「練習はできるから大丈夫」「休めば痛みが引くから問題ない」と考えず、痛みを繰り返す場合は早めに原因を確認しましょう。

部活やスポーツを長く楽しむためにも、痛みを我慢せず、体のサインを見逃さないことが大切です。

元整骨院では、体の状態や動きの確認、運動時の負担についてのご相談を承っています。すねの痛みが気になる方は、お気軽にご相談ください。

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