寝ても疲れが取れないのはなぜ?眠気の波と体内時計から考える良い睡眠

2026年10月1日

寝ても疲れが取れない

こんにちは!

昼寝を生きがいとしている増山です!

 

朝起きたときに、

「ちゃんと寝たはずなのに、なんだか疲れている……」

と感じることはありませんか?

 

仕事や家事などで忙しいと、眠くなっても「もう少し頑張ろう」と起きていることもありますよね。

そして、いざ布団に入ると、さっきまで眠かったのに目が冴えてしまう。

このような経験がある方も少なくないと思います。

 

実は、私たちの眠気は一日中同じように続いているわけではありません。

今回は、「眠気の波」と体内時計の関係から、眠りやすい身体の状態について考えてみたいと思います。

 眠気には「波」があります

「睡眠圧」と「概日リズム」という言葉をご存じでしょうか。

「眠い」「寝たい」感じる、いわゆる「睡眠欲」が起きている時間が長くなるほど高まっていくこと

これを睡眠圧といいます

例えば、朝起きたばかりのときは、睡眠圧が低いため比較的スッキリしていますが

そこから一日活動していると、少しずつ睡眠圧が高まり、夜になるにつれて「眠たい」と感じる

これは、だれもが体験する感覚だと思います

 

もう一つが「概日リズム」です。

概日リズムとは、いわゆる「体内時計」のことです。

私たちの身体には、およそ24時間周期のリズムがあり、時間帯によって神経や身体の働きが活発になる時間(覚醒)と、眠りに向かいやすい時間があります。

 

そのため、

「一日ずっと起きていたから、いつでも眠れる」

というわけではありません。

 

一日起きていて睡眠圧が高まってきても、時間帯によっては神経や体が活発に働いてしまい、眠りにくくなってしまうことがあります

 

つまり、眠気は一日を通してずっと同じように強くなるのではなく、波のように変化しているのです。

「さっきまで眠かったのに、少し起きていたら目が冴えてしまった」

という経験がある方もいると思います。

これも、睡眠圧だけではなく、体内時計によるリズムが関係している可能性があります。

なぜお昼くらいに眠くなるの?

「お昼ご飯を食べると眠くなる」ということは

多くの方が経験したことがあると思います。

 

実は、昼過ぎの眠気は、食事だけが原因ではありません。

昼過ぎは、体内時計による覚醒の働きが一時的に弱くなる時間帯があります。

そこに、朝起きてから活動してきたことで少しずつ高まってきた睡眠圧も重なります。

そのため、

・昼食後に眠くなる
・午後の仕事中に集中しにくくなる
・休憩などで少しゆっくりすると、眠気を感じやすくなる

といったことが起こります。

もちろん、食事の量や内容、食後の血糖値の変化や寝不足などが眠気に影響することもありますが

昼過ぎに眠気を感じること自体は、

私たちの身体に備わっている、自然な生理現象です。

 

そして、この「眠気の波」は昼だけではありません。

実は夜にも、眠りやすくなる時間と、眠気が一時的に弱くなってしまう時間があります。

夜に眠くなったのに、起きていると眠れなくなるのはなぜ?

夜になると眠気が強くなり、「そろそろ寝たいな」と感じる時間があります。

ところが、

「もう少し仕事をしてから寝よう」

「この動画を見終わってから」

「まだ寝るには早いかな」

と眠気を我慢して活動を続けていると、しばらくして眠気が弱くなり、逆に目が冴えてしまうことがあります。

これは、夜になれば眠気がずっと右肩上がりに強くなるわけではないからです。

体内時計には、夜の中でも覚醒を保つ方向に働く時間帯があります。

そのため、「眠くなったから、あとでいつでも同じように眠れる」とは限らないのです。

もちろん、眠くなった瞬間に必ず寝なければいけないという意味ではありません。

ただ、眠気を感じたときは「身体が休む準備をしているサインかもしれない」と考えて、寝る準備を始めてみるのも一つの方法です。

眠れなくても、焦らなくて大丈夫

「早く寝なければ」

「明日も仕事なのに」

「また眠れなかったらどうしよう」

眠ろう眠ろう…と考えてしまうほど頭が冴えていってしまうという経験もあるかとおもいます

 

そんなときに覚えておいてほしいのが、

「眠気は、必ずまた来る」

ということです。

眠れないからといって、「今すぐに何とかして眠らなければ」と焦る必要はありません。

次の眠気が来るまで待ってあげてください

また、どうしても眠気が覚めてしまったときは、いったん布団を出て、

照明を落としたなかで静かに過ごすなどして、眠気が戻ってきたら再び布団に入るという方法もあります。

 

大切なのは、「眠れない=おかしい」と考えないことです。

眠気には波があります。

今すぐは眠れなくても、身体にはまた眠くなるタイミングがやってきます。

良い睡眠のために「眠気」を大切にしてみましょう

睡眠の質を高めたいと考えた時に思いつくことは、

「何時間寝るか」

「何を食べるか」

「寝る前に何をするか」などが思いつくかと思います

もちろん生活習慣を整えることはとても大切です。

 

そのうえで、今回意識してほしいのが自分の眠気を無視しないことです。

 

眠気が出てきても、

「まだ寝る時間じゃないから」

と活動を続けるのではなく、寝る準備を始めてみましょう。

 

眠気が十分に高まった状態で眠りにつくことは、スムーズな入眠や、深い睡眠をとりやすい状態にもつながります。

 

まずは、眠気を身体からのサインとして受け取ることを気にしてあげてください

寝ても疲れが取れないときは、一つの原因に決めつけない

ここまで「眠気と体内時計」についてお話ししましたが、寝ても疲れが取れない原因がすべて睡眠のタイミングにあるわけではありません。

単純に睡眠時間が足りていない場合もあれば、生活習慣、ストレス、体調などが関係していることもあります。

また、日中に強い眠気が続くなどの場合には、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠に関係する病気が隠れている可能性もあります。

「しっかり寝ているのに疲れが取れない」という状態が長く続く場合や、日中の生活に支障が出ている場合は、自己判断で済ませず、医療機関へ相談することも大切です。

まとめ

今回は、眠気と体内時計についてお話ししました。

私たちの眠気は一日中同じではなく、睡眠圧と体内時計によって波のように変化しています。

そのため、夜に眠くなったときは、その眠気を大切にして寝る準備をすること。

そして、眠れない夜があっても「どうしよう」と必要以上に焦らないことが大切です。

「今は眠れないけれど、また眠くなる」

そう知っておくだけでも、眠ることへのプレッシャーを少し減らせるかもしれません。

まずは今日から、自分の身体が出している「眠い」というサインにも目を向けてみてください。

睡眠について気になることが続いている場合は、無理に我慢せず、医療機関などの専門機関へ相談することも考えてみましょう。

 

元整骨院

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