「子どもが朝になると元気がない…」それ、”子ども特有の頭痛”かもしれません|早期発見のためのポイントは?

2025年06月16日

こんにちは!元整骨院の増山です。

戸田市は子育て支援サービスが充実していたり

都心へのアクセスも良かったりする事から

近年こどもの人口が増加している街です!

大変うれしいことですね!

しかし、子どもが多いこともあってか、お子様の健康についてご相談を受けることも多いです!

特に最近相談を受けることが多いのが頭痛です

実は、子どもの頭痛は珍しいことではありません

中学生や高校生はもちろん、小学校入学前から頭痛を感じている子どももいます。

ただし注意が必要なのは、

子どもは大人のように痛みをうまく表現できないという点です。

子ども特有の頭痛では
「頭が痛い」ではなく「気持ち悪い」「元気がない」「遊びたがらない」「学校に行きたくない」など、

別の形でサインが出ていることがあります!

今日は頭痛のタイプと早期発見の為のポイントについてお話します!

頭痛は大きく分けて3タイプ!

頭痛にはいくつかの原因やタイプがあり、それによって特徴も変わってきます。
特に多い3つの頭痛についてお話します。

① 片頭痛(へんずつう)

大人の病気と思われがちですが、子どもでも片頭痛はよく起こります。
月に数回、強い痛みが短時間起こるのが特徴です。

✅ こんな症状があれば片頭痛かも

  • 月に数回、突然強い頭痛が起こる
  • 吐き気・嘔吐を伴うことがある
  • 明るい光や音で気分が悪くなり、暗い場所が楽
  • 寝ると改善することが多い
  • 頭痛前に「目の前がチカチカする」「目が見えにくい」などの前兆がある
  • 家族に片頭痛の人がいる
  • 台風・梅雨などの低気圧、生理中に悪化することも
  • 頭痛時は動けないくらい辛いが、治まると元気になる

② 緊張性頭痛

毎日のように続く頭痛で、姿勢やストレスが関係することも多いタイプです。
特に小学生高学年から中学生・高校生で発症することが多いです

✅ 緊張性頭痛の特徴

  • 毎日・あるいは頻繁に頭痛がある
  • 完全にすっきり回復する時間が少ない
  • 吐き気は軽度、またはなし
  • 朝に痛みが強く、夕方は軽くなる傾向
  • 活動するのが辛い時間が長く続き、辛さの始まりや終わりがはっきりしない
  • 頭痛中でもテレビやスマホは見れる
  • 頭痛が少し治まっても体を動かすのがつらい

③ 二次性頭痛(病気が原因の頭痛)

まれに、脳や身体の病気やケガが原因で起こる頭痛もあります。
これは放置すると危険なこともあるため、以下の症状がある場合はすぐに医療機関へ

⚠ 要注意のサイン

  • 日ごとに頭痛が強くなり、頻度も増える
  • まっすぐ歩けない、立ちくらみが多い
  • 吐き気が強く嘔吐してしまう
  • 夜中に頭の痛みで目が覚める
  • 食欲がなく、体重が減っている
  • 体の力が抜ける感覚がある
  • 転んだ後から頭痛が続いている

まとめ|お子さんの「なんとなく変」は大人が気づくチャンス

子どもは、親に遠慮してしまったり、痛みをうまく伝えられなかったりで
頭痛を別の行動で示していることが多いです。

たとえば、

  • 朝になると元気がなくなる
  • 学校へ行きたがらない
  • 騒がしいところが苦手(体調が悪くなる)
  • 頭じゃなくて「お腹が痛い」と言う
  • 肩こりや腰痛を訴える

繰り返すようなら、自己判断せずに必ず医療機関に相談してください。


🏥 当院でも子どもの頭痛に関するご相談を受け付けています

子どもの頭痛は、早期に適切な対応をすることで改善が期待できます。

お子さまの症状が続く場合や、学校に行けない日が増えているときは、

かかりつけの小児科や当院にもお気軽にご相談ください。

成長期の頭痛は、姿勢・ストレス・生活習慣が関係しているケースも多くあります。
「どこに相談すればいいのかわからない」ときも、お気軽にご相談ください。

頭痛・起立性調節障害についてはこちらも

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